2017年3月14日火曜日

自分が主役の人生を送る

人生って誰のものですか?
当たり前ですけど,自分の人生は自分自身のものですよね.
同じ様に,他人の人生はその人自身の人生です.
人生の主役は自分自身ですが,主役だからといって自分の好き勝手にすれば良い,自分が一番目立てば良いというわけではありません.
これは,単純に自己主張をしてください,自分らしく誇りのもてる人生を歩んでくださいみたいなことを言いたいわけでもありません.


こんな人生になったのはあいつのせいだ・・・
親や偉い人の言う事を聞いて,その通りにしてきたのに上手くいかなかった・・・

このように,辛い時や自暴自棄になっている時には,まるで自分の人生を誰かに委ねたかのような言い草になってしまうことがあります.

自分自身の人生を送るということは,自分で物事を決断し,その決断や行動に責任をもつということです.
誰かに決断を任せるわけではなく,誰かに責任を押しつけるわけにもいきません.
誰かのアドバイスに沿って動いたのは自分です.言われたことに従ったのも自分です.
どんなに重要な決断だとしても,最終的には自分で決めて,自分が行動しているので,必ず自分自身にふりかかってくる問題となります.

決断には必ず責任が伴います.
その責任を負ってしまうのは,時に恐ろしくなることもあるかもしれませんが,自分の人生を誰かに代わってもらうこともできません.

医療や福祉,介護などの分野においては,自分のこと(行動)は自分で決めるという意味の”自律”を重要視しています.
この自律についての考えは,終活にも反映されていると思います.
自分の人生の最後をどのように迎えるか,当たり前ですけど死んでしまってからは決められないので生前にしっかりと考え,準備をしておくということ.
つまり,できる限り自分の決断を踏まえた人生を送るということです.

自分には全くわからない,知る由もない事柄だからこそ,誰かに決めてもらいたくなる気持ちになることもあります.
だからこそ,様々な人からアドバイスをもらったり,たくさん情報を集めることをしてください.
どうせ責任は自分自身で負わなければならないのだから,後から後悔したり恨んだりしないように,自分で納得できるように決断してください.

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